前回の湖畔の氷からつづきます。
みなさん、覚えています?
「水の沸点は100℃、凝固点は0℃である」ということ。
水は0℃で凍り始めます。
ただし、これは実験室など他の環境の影響が少ない場合です。
水に不純物が混ざっていたり、風で混ぜられたり、動いたりすると
マイナスでも凍らないこともあります(洞爺湖はさらに大量の体積があります)。
また、日中太陽に暖められたりするので、
マイナスの気温でも雪が溶けることもあるのです。
(マイナスでも溶けている道路の雪など:融雪剤もあるけどね)
これに水と他の物質の比熱の問題もあるのですが、ま、今回は省きます。
さて、例えば最低気温が-15℃とかになって、
それがしばらく続くとどうなるか?
そこら中が
「ビシッ!」と凍ります。
山の中を流れる沢も、上は氷、下にチョロチョロ水が流れるくらいです。
そうすると、山の野生動物は困ります。
そう、飲み水がないのです。
そして、彼らは洞爺湖まで下りてくるようになるのです。
その足跡がこれ。

これはエゾシカの足跡です。
山手を見ると、ズルズルと山を下りてきた跡がはっきり残っています。

そして、よく見ると小さめの足跡も見えますね。

おそらくキタキツネでしょう。
どんな動物も水を飲むために湖畔に下りてきます。
ネズミもそうです。
彼らは水辺に下りてくる小動物を狙っているのかもしれません。
うーむ。
ですね。
(ゆ)